今回で約一年続いたワープハウスバカ一代も最後になります。
細かい所を書けと言われればまだ書ける部分もあるんですが、前回までに紹介したWarp Essence シリーズを最後に、国内のワープハウスシーンは急速に勢いを失っていき、所謂ハッピー系の音は世界的に流行したトランスの波にやられてしまいました。
CROSS OVER、CLUB LOVELY、X-tra といったパーティも例外ではなく、トランスが多めにかかるようになり、そしてパーティも終了となりました。今回はそんなパーティのフライヤーの数々を紹介したいと思います。
全部集まっているわけでは無く、有志の方から送って頂いたもので時系列も一定ではありません(フライヤーに年が書いていないため)
CROSS OVER のフライヤー
まずは CROSS OVER から。
最初から色が赤と銀(灰色?)で統一されたフライヤーになっています。途中からシンボルキャラクター的なキャラも現れています。
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CLUB Lovely のフライヤー
次に CLUB Lovely。
キノコとバンビが印象的でした。
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X-tra のフライヤー
最後に X-tra。
統一された感じは無く毎回違う雰囲気のフライヤーでした。
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最後にまとめ
こんなパーティで私や当時のワープハウスキッズは育ちました。今はネットだけのフライヤーも多いですが当時は各々フライヤーを作成し、レコード店や服屋さんなどにこまめに配りに行っていた事を思い出します。
尻込みしていた私に連載の後押しをくれた showgunn、資料提供頂いた Ken Plus Ichiro(aka NISH)氏、連載に協力してもらった DJ KITA ことワープハウスおじさん、その他にも情報やフライヤー提供頂いた皆さんにも感謝です。
ワープハウスはこの後 TRANCE、SCOUSE HOUSE、DONK、PROGRESSIVE HOUSE、HARD TECHNO など様々に分岐していくのですがそれはまた今度のお話。この連載はこれで終えたいと思います。一年間ありがとうございました!