ワープハウスバカ一代

2021年02月03日

第19回「Warp Essence Edge #02」

Warp Essence Edge #02 Mixed by DJ 19




Warp Your Body。DJイオです。
今回もワープハウスについて書いていきたいと思います。
特集もいよいよ終盤に入ってきました。今回は前回の日本発の MixCD の第 2弾、「Warp Essence Edge#02」を紹介したいと思います。
作成担当はおなじく当時 LOUD の編集長だった DJ19。序文に彼のメッセージがあるので書いておきます。




お待たせ致しました。っていうのだろうか。4カ月に一度のリリースという企画でスタートした「ワープ、エッセンス」の第2弾です。なにしろメジャーヒットがゼロ、CDシングルとしてリリースされたものも殆どない。つまりタイトルを見てすぐ解るような曲がないにも関わらず、不利な条件を克服してお陰様で順調なセールスを記録しています。有難うございます。そんなわけで、第2弾も一層コアな選曲を心がけました。フロアヒット満載です。当然、全曲日本発登場です。
 各曲の解説に入る前に、今回初めてこのCDを手にした人もいると思うので、ちょっといくつか簡単に解説をしておきましょう。まず、タイトルの”ワープ”とはワープ・ハウスのことで、単純に説明するならUKのハードハウスということになります。アメリカのハードハウスよりもピッチが速いのが特徴です。しかし、このCDには様々なタイプのワープ・ハウスを収録しています。昨年世界的なクラブ・ヒットとなったボブ・サンクラーの「Gym Tonic」だってでは随分前からプレイされていました。ではディスコティークなグルーヴィ・ハウスからバッキバキのハードハウス、そしてトランスまでプレイされています。だから、極論すればワープ・ハウスは世界の最新ハウス・ミュージックって事になります。そうです。もうお解りですね。「ワープ・エッセンス」は最新潮流を探るにはもってこいのCDなのです。





では曲紹介!ライナーノーツに書いてあった文章付きです。




1. 19 Kisses Go To Disko - Groove Me(Filtering Sky Mix)



DJ19 と NOBBY のコンビによる初オリジナル作品。19 Kisses 名義では 666 の「Amokk」のリミックスを手掛けているほか、今後オリジナル/リミックス作品を問わずリリース予定。今回の名義は、DJ19 が大好きなフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドにヒントを得ている。




2. Wayne G Feat. Stewart Who? - Breakdance(Is Back)(Alan Thompson's Disco Dub)



HEAVEN の DJ として有名なウェイン・G と、ゲイ雑誌「OX」のエディターであるスチュワート・フーのコンビによる「Twisted」に続く 2nd シングル。ウェイン・G は、ジョン・デニスとのコンビで D+G とヘヴンズ・チルドレ名義でも作品をリリースしている。ここに収録したのは 2nd リミックス盤のアラン・トンプソンのヴァージョン。




3. Aquarius - Keep On



若い人ならサトシ・トミイエ、そして年配者なら M.F.S.B でお馴染みの「K-Jee」ネタ。アクエリアスは自分達の運営する SPIRIT というレーベルを拠点に活動するコンビだが、昨年からはボブ・サンクラーのカヴァーヒット「Gym and Tonic」をリリースした時の名義、スペースダストでの活動が増えている。




4. Robbie Rivera - The Ultimate Disco Groove(Funk Force Mix)



プエルトリコ出身で、現在はマイアミでハイペースなリリースを続けるロビーリヴェラは、独特のフィルター使いで 1998年に一躍脚光を浴びる事になった。同時に、NY系のプログレッシヴ・ハードハウスも 68 ビーツなどの名義でリリースしている。ここに収録したのは、トールポール=DUTY FREE でのヴァージョン。




5. Project Aurora - Sinners(Vocal Extended)



1999年の一大ムーヴメント、ダッチトランスの代表的なレーベル、TSUNAMI からシーンの中心人物であるフェリーコーステン=ムーンマン=パルプ・ヴィクテム=システムF による昨今のフレンチハウス、すなわちシカゴ・ハウスを経由したハウストラック。フェリーコーステンの器用なセンスが窺える逸品である。




6. VFM - Minted



フィオン・ルーカスとポール・ハリスから成る VFM=カラー・システム・インク=バウンスによるハイパーゴーゴー「High」のピアノ・リフをサンプリングしたトラック。VFM の最新作は「Shocking」また、フィオン・ルーカスはアーロン・カーティスと組み、クール・ブリタニア名義でもリリースを行っている。




7. Anklebyters - Get Up



ダーティ・マインズなどをリリースしている FREEBASS からリリースされた片面プレスのレコード。ブレイクの印象的なリフは、レイヴ期に一世を風靡したオルタネイトの中でも一番のヒット曲で、1991年全英 3位を記録した「Activ-8(Come with me)」。更に、そこにパブリックエナミーのヴォイスを被せているが、正規盤ではラップ部分を録りなおしている。




9. Brain Bashers - Right Here Right Now(Sister Suck Remix)



リリース・ペースが一向に衰えないどころか、同時にリミックス・ワークもガンガンにこなすブレイン・バッシャーズの初期カタログ(5番)を、シスター・サックがリミックスしてアップデート。最近、ブレインバッシャーズのレイチェル・ショックとシスター・サックのマダム・フリクションによるユニットも誕生。




10. Razor Babes - The World Is Listening



「Spank Me Harder E.P」と題された、A面がレーザー・ベイブス、B面がシスター・サックという 12インチより。FRICTION BURNS の作品は、NUKLEUZ のボスにであるベン・キーン、元N-JOI のロブ・バーンズ、そしてその彼女であるマダム・フリクションの 3人が絡んででおり、用途に応じてメンバーと名義が変わってくる。




11. Lisa Lashes - Looking Good



レイチェル・オーバーン、アン・サヴェージ、リサ・ラッシィーズ、リサ・ピンナップというアッパーな女性 DJ 4人が参加した「The Tidy Girlz EP」から。TIDY TRAX は過去に「Trade EP」という企画を仕掛けており、今回はいわばその女性版。特にヒューマン・リゾースの「Dominator」使いのこの曲がでヒット中。




12. Steve Thomas - Higher



ソロ名義では「Set You Free E.P」に続く第 2弾作品となる「The On E.P」から。B面に収録されていたこの曲は、スティーブトーマスが遊びで F1 をパクって作ったもので、なんと 4時間でできたという。本人は A面が好みらしい(当たり前か)。スティーブ・トーマスはのために過去 2回来日しているの看板 DJ。




13. Lectrolux - Gimme A K(F1's Divine Intervention Mix)



当時はビッグ・バイト名義でリリースされる予定だった作品。手掛けたのは、ザ・ソース名義などでもヒットを放っているジョン・トゥルーラブ。この名義はハード路線のときのもので、過去に「The House Is Surrounded」「Baloney」「Mind The Gap」をリリースしている。収録したのは F(この部分で途切れている。誤植か?By イオ)




14. The Project - Shout It Out(F1 Mix)



デイブ・ランドールの CHUG N BUMP から。リミックスを手掛けた F1 は、この名義以外にもポール・キング、トラウマ、パンツ&コルセット名義でオリジナル作品をリリースしている。彼はトニー・デ・ヴィットのサウンドをコピーすることからスタートしたと言うように、トニデヴィ・サウンドの後継者である。




15. Barabas & OD1 - Deeper '99(Knuckleheadz Remix)



PHOENIX UPRISING を運営するジョン・ザ・デンテスト、そしてシェーン・モリスのコンビによる 1997年のヒット作のニュー・リミックスで、この名義ではこれまでに「Deeper」「Doin' Drugs」「In My House」「Lost,Totally Lost it」「Ghetto Blaster」をリリースしている。リミックスを手掛けたのはナックルヘッズ。




16. Craig Burger Queen - That Lemon Track(Northern Scum Remix)



ポール・オーケンフィールドとスティーブ・オズボーンがリミックスを手掛けた U2 の「Lemon」を使用したトラック。ノーザン・スカムとはクレイグ・バーガー・クイーンとアン・サヴェージのコンビ名。ちなみに 2人は、アンがレコード・ショップの EASTERN BLOCK で働いていた時に知り合ったとの事。




17. Signum - What Ya Got 4 Me(Original 12" Vocal)



オランダの JINX から TIDY TRAX へライセンスされた曲で、イアンM らが中心になってプレイしていた。TIDY TRAX からは 10インチで 2種類リリースされた「The Recycle EP」に「Pleasure」も収録されている。シグナムは周りだけでなく、一般層にまで人気が拡大しており、最近では ATB らのリミックスも手掛けている。




18. Veracocha - Carte Blanche



5曲目に登場したフェリー・コーステンとヴィンセント・デ・ムーアというダッチトランスの巨匠 2人がタッグを組んだ作品。ダッチ・トランスとは、メロディックでアップリフティングなオランダ産トランスのこと。ちなみにヴィンセント・デ・ムーアは、過去に XL にもライセンスされてヒットした「Flowtation」で有名。




渋めのワープハウス Mix 第二弾、如何だったでしょうか。次回は EDGE #3 を紹介したいと思います。
1999年リリースという事で、EDGE #3 の前に TRANCE ESSENCE という作品が出ますがワープハウスからは離れるのでそちらはスルーさせて頂きます。




当時(1995〜1998年)の LOUD、ワープハウス関係のフライヤー(X-tra、CLUB LOVELY、CROSS OVeR 関連)をお持ちの方はレンタルか適価をお支払いするので是非情報を募集しています・・・!!
ツイッターアカウントは「DJイオさん(@lbtdjio)/ Twitter」になります!



posted by DJイオ at 11:00| Comment(0) | 第1回〜第25回
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